曇りのち曇り

静岡でハムとかソーセージを作ってます。音楽とかスポーツとか料理とか好き

テレビの向こう側にいるのは見せるプロ

精肉加工業それもハムやソーセージの加工を生業として担当している身なので、スーパーマーケットなどで売られている生ハムにもちょっとうるさい。

お酒が好きなのでそのつまみも結構こだわりがあるんですよ。

 

ナッツや生ハム、それにチーズ、それからお刺身が特にお気に入り。

一人で家で飲むときにはこれらの中から何かを食べる。

だから、常に保存のきくナッツや生ハム、チーズなんかは家にストックがある。

この前のも生ハムをピザの上にのせて食べてけれど、それはほんとにビールと相性が抜群だった。今思い出しても食べたくなる。

 

多くの場合、ナッツだけで酒を飲むだなんて寂しい飲みしない。

なぜならば、料理が嫌いじゃないから。だからといって、常に余暇を台所に立ち、常に料理の研鑽に励むほどの人間でもない。

つまり、下手の横好きというあれね。

 

この前もテレビを見ていたら簡単にできそうでおいしそうなものを作っていたのでそれを家で作ってみた。

しかし、それは特に新しい発見のあるものでもない「普通」の味。実に普通。

小説に出てくる料理と違ってテレビでの料理は初めから映像があるので、その分期待度はないけれど、それでもそれが自分の期待以下だとやっぱりちょっとがっかりする。

 

テレビで放送されている番組で、芸能人が作った料理を芸能人が食べる番組は食べる側の芸能人が俳優の場合はリアクションというか本当に表情が豊か。

なのでテレビを見ているこちらも「これは本当においしいのではないのか」と思わせる魔力があると思う。

 

しかし、それを実際に自分で作ってみると味はやっぱり普通。

やはり、演技で飯を食っている人間はどのように見せるのかを心得ているので「いい演技」は当たり前ってことなのか。